国会職員

国会職員になるためのルート

国会職員とは、国会を運営するにあたって必要になる業務を担当する裏方に当たる仕事です。

国会中継などを見ていると、国会議員たちの背後でせわしなく事務作業のために動きまわるスタッフたちをみかけることができますが、国会職員とはまさにそういった役目をするもので、担当部署によって国会内のそれぞれの係を補助したり資料の準備などをして行ったりします。

国会職員にもさまざまな種類があり、衆議院事務局の事務総長や参事、常任委員会専門員といった数多くの種類の中から配属される場所が決定されます。

国家公務員の中でも特別職にあたり、他の職種とは違った立場として扱われることも多い職種となっています。

なお国会職員は約4000人が勤務しており、毎年かなりの競争率の中で採用試験が実際されています。

国会職員は他の国家公務員のような「国家公務員法」ではなく、特別に「国会職員法」という法律で管理されているというのが大きな特徴です。

国会職員としての適正とは

国会職員が他の国家公務員と区別をされている理由は、やはりその職務の内容の多くが非常に厳重な秘密事項に関わっているためです。

国会職員の秘密保持については立法府たる国会内でもかなり議論が進められており、「特定秘密保護法」の強行採決に代表されるように政府内の秘密事項をより厳重に管理するための政策は年々厳しくなってきています。

そのため国会職員はその職務に就く前に必ず「身体検査」を受けることとなっており、そうした厳しい状況に置かれているということを職員の一人づつがしっかりと自覚を持つことが求められています。

今後どのように法律が変わるかはまだ不透明な部分がありますが、これから国会職員として勤務をする人材ならば秘密保持についてかなり厳重な意識を持ち、親しい人にも漏らさないような強い意志が必要になってきます。

過去には露天風呂で同僚に対して話した世間話が秘密漏洩として認定されたような事例もあるため、そうしたプレッシャーにきちんと耐えていくことができるかどうかとういことも国会職員の業務の一つになります。

今後の展望

国会職員になる人の中には、将来的に自分も議員になろうと志す人が多くいるということも特徴です。

確かに、実際に国会議員たちが議論を交わす場に立ち会いその空気を吸うという経験は他のことでは代えられない貴重なものになるのは確かです。

ただ、単純に「将来国会議員を目指したいから国会職員になる」という考え方は必ずしも正しいわけではなく、実際に国会議員として活動をしている人の大半はそれまで民間企業などで活動をされてきた人たちであったりします。

仮にキャリアプランとして国会議員になることを視野に入れるのであれば、まずは国会秘書として将来有望な議員に付き、そこから人脈を広げていくということがよい方法となるでしょう。

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