日本の公務員制度を知るための足がかりとして。

公務員制度革命が日本を変える

sun日本の公務員制度がわかりにくいと思っている方への足がかりとしての書籍を紹介していきたいと思います。
まずは「公務員制度改革が日本を変える 」いう本を紹介します。
この本はまず、その薄さに驚くと思いますがそれもページ数も96ページしかありません。

なんだか分厚い本イコール立派な本というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
でも、それはあらましが分かった上で詳細に調べる際には有用ではありますけど、これから入る人には非常にハードルが高かかったりするものではないかと思います。
入門書はできるだけ薄いほうがいいというのが私の考えです。
そういう意味でこの本は最も合っているのでしょう。

内容に関していうと、日本の公務員制度の問題点について的確に回答しているということで評価できるのではないかと思います。
実際に、公務員制度改革に身をおいてきた人間にしかわからない内情なども織り交ぜながら公務員制度の改革の過程でどういう軋轢があってどういう顛末があったのかということ。
このような事を、天下りや一般でいわれている問題に対して著者やそのまわりの人達がどのように向きあっていったのかが語られていてわかりやすいと思いました。
入門書にはいいのではないかと考えます。

彼らの(やる気)が地域社会を変える

sky続いては「公務員革命: 彼らの〈やる気〉が地域社会を変える」です。
この本の一番のテーマは公務員のやりがいとやる気をどのように高めていけばいいのかというところだと思います。

地方自治体はどこも、お金の問題に苦戦していて常にあえいでいる現状でしょう。
なにかというと予算のカットということが見え隠れする現状でなかなかプラスの思考を見いだせないのも事実ではないかと思います。

そういう現状にどう向き合っていったらいいのか、その方向性を示そうとしている点で、この本は評価できるのでしょう。
地域社会の活気が公務員のヤル気にかかっていると断言しているところがすごいです。
実際にそうでないと思いますしそういう意味では官民一体となって地域社会をどのようにしたらより良くしていけるのかと考える端緒となるのではないかと思います。

何かというと、批判の集まる公務員ですが、批判からは結局なにも前に進まないということを教えられる本です。
実際に公務員へのアンケートや各地で活躍する公務員の実例をあげながらどのようにすれば地域が豊かになるのか、を公務員のやる気と絡めて考える良書です。
一読の価値ありだと思いますし私は基本的にそれほどボリュームのある本は紹介していません。

その理由は結局、本というものは開いて読まない限り身にならないということがあるからです。
ですからとにかくまず、薄くて読みきれる本と向き合って、しっかり読みこなしていく事が、理解への近道ではないかと考えます。
特に今回とりあげた、公務員制度などの問題はなかなか簡単には理解を深められないので、まずは薄い入門書を手にとってみることをおすすめします。

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