公務員の種類

外務省専門職員

外務省専門職員になるためのルート

外務省専門職員は、日本の外交政策を手伝うための重要な仕事を担う仕事です。

海外の国々と交わす外交政策は重要度が年々増してきており、安全保障や経済協定など多岐にわたる課題をクリアしていかなくてはいけません。

そのため数多くある国家公務員の仕事の中でも外務省専門職員の責任は重く、今まで以上に深い知識や経験などが求められます。

語学能力や各国の政治状況に対しての知識だけでなく、日本がこれまでそれぞれの国とどういった外交をしてきたかという歴史や、日本以外の国同士の関係などといった多面的な知識も必要です。

外務省専門職員になるためにはまず専門の試験を受けて合格をしなくてはいけません。

受験資格は試験のある年度の4月1日時点で21歳以上30歳未満の人で、学歴は特に問われることはありません。

試験で問われるのは基礎的な教養と語学力で、他に人物試験としての面接を受けます。

外務省専門職員としての適正とは

外務省専門職員は世界中まんべんなく全て知り尽くす必要はなく、ほとんどの職員が特定の国や地域を専門的に担当していきます。

ただし地域や国の担当となったからには、その国の内情や文化、国民性、歴史などあらゆることを徹底的に学び対応できるようにならなくてはいけません。

また日本がそれらの国と円滑に交渉ができるようになるための人脈作りや情報収集をしていかなくてはいけないので、求められる能力は相当に高いものとなります。

採用後には外務省研修所などで研修を受け、その後も実務を経験しながらいくども語学研修を受けていきます。

勤務地としては在外公館に配置されることになり、そこで語学能力だけでなく国際的なバランス感覚を長年かけて身につけていきます。

語学が得意であるということや、特定の国や地域に深い知識があり、かつ興味を持って情報を集められることが外務省専門職員の適正です。

今後の展望

外務省専門職員は完全に実力主義の業務であることから、省内では男女の区別は全くなく能力に応じて自身のキャリアをぐんぐん伸ばしていくことができる場所となっています。

そのため、仕事をしていきたい女性にとって大変に恵まれた環境にあり、チャンスを生かして仕事の経験をつめるというメリットがあります。

一方で国際情勢が複雑化することで年々必要とされる知識や能力の最低ラインはどんどん高まってきており、振り落とされないように必死で勉強をしていくという大きなプレッシャーもあります。